月別アーカイブ 4月 2018

著者:shw

わざの伝承

人間が動きを習得する時に
どのような過程を経ているか?

それはヒトの筋肉や骨がこうあって
このくらい可動範囲があるから、
という単純なことではありません。

本人の中でうまく動けたかどうか、
その動きをどう解釈しているのかなど
内的な要素も関係してきます。

この内側のことを知りたい方に
オススメの本があります。

それが『わざの伝承』です。

運動の意味構造、コツの発生、
わざへの昇華、運動文化の伝承など
運動感覚能力がどう変化していくのか
を知れるかと思います。

1回読んで理解するのは難いかも
しれませんが、運動指導者だけでなく
リハビリ関係者にもオススメの一冊です。

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著者:shw

その“楽しい”は、誰にとっての“楽しい”か?

「みんなで楽しくやれることを
教えてほしいです」

障害がある方や運動が苦手な子の
運動/スポーツ支援に関する
研修などを担当すると
こういった声を頂くことがあります。

どうせやるなら楽しくやりたい、
その気持ちはよく分かります。

ただ、この時私は1つ2つ質問をします。

それは
「誰にとっての楽しいですか?」
「その人の楽しいはどんなことですか?」
というものです。

楽しいの内容や程度は一人一人違います。
よくやってしまいがちなのは、
“自分にとっての楽しい”を
そのまま当てはめてしまうこと。

大勢でワイワイやるのが楽しい人
もいれば、少人数で協力できることに
楽しみを感じる人もいますし、

自分がやるのではなく
上手なプレーを見るのが楽しい人、

上手くできないけれど、それを
少しずつできるようにしていく
過程が楽しい人もいます。

だから、まずは相手の楽しいが
何なのかを知る必要があります。

これを無視して
「この前新しいスポーツを
教わったからやってみよう!」
とやると、

「楽しい!」という言葉とは
逆の言葉が出てくる可能性も
あるわけです。

さて、ここでしつもんです。

あなたにとっての“楽しい”は
どんなことですか?

著者:shw

えっ!?スポーツって作れるんですか?

初めて会う方へ自己紹介をすると、
最初に職種名(?)でビクッとされます。

「リハビリテーション体育士です」
と言うと、医療福祉職の人でさえ
知っている人が少ないので。

その後、どんな人にどんなことを
してきたのか話すのですが、
スポーツをアレンジして
リハビリすることまで話すと
メモを取り始める人も出てきます。

そして、

「アレンジでも対応できない時は
新しくスポーツを作ります」

と言った時に出てくる言葉が
冒頭に書いた

「えっ!?スポーツって作れるんですか?」

という言葉です。
スポーツには規定のルールがあって
それに従うもの、という認識でいる人
にとっては驚きかもしれません。

ただ、スポーツは創れます。

今ある野球やサッカーも人類誕生前
からあったわけではありませんから。

目の前にいる人がどうしたいのか?
その人はどんな身体特性なのか?
どんな道具や場所を使えそうか?
などを組み合わせていくのです。

今日も既存スポーツ用品の
アレンジを思いつきました。

こういったイメージをしている時や
道具・ルールを試作している時は
とてもワクワクします。

この時は小学3年生くらいの心境です。