内部障害がある方にとってのスポーツの意義

著者:shw

内部障害がある方にとってのスポーツの意義

内部障害という言葉を知ってますか?

公共交通機関ではハートマークなど
のステッカーが貼ってあったり
「内部障害がある方の優先席です」
というアナウンスを聞いたり
することがあると思います。

内部障害といのは外からは見えにくい
体内の機能にある障害です。
心臓や腎臓の機能低下であったり、
糖代謝異常だったりがこれに該当します。

私達はこういった方々にも
スポーツを使ってリハビリ支援を
することがあります。

「リハビリって機能を改善すること
じゃないの?」

と思う方がいるかもしれませんが、
リハビリテーションは決して
身体機能の回復に限ったもの
ではありません。

健康には大きく分けて3つの
カテゴリーがあります。

身体面・精神面・社会面

上の3つがそれなのですが、
内部障害のある方は身体面の回復は
見込みにくいという場合があります。

そうすると、

「もう弱っていくだけ」
「人と会うのは嫌だなぁ…」
と心が塞ぎがちになったり
外出頻度が減ったりするわけです。

ここが精神面・社会面に
あたるわけですが、

この低下を抑える、もしくは
上げるというアプローチに
スポーツが有効な場合があります。

その1つがボッチャというスポーツ。

赤と青のチームに別れ、
的である白いボールにどちらが
近づけられるか競うものです。

詳しいルールや得点計算は
調べてほしいのですが、

このボッチャは子どもから高齢者、
福祉機器を使っている人も
取り組みやすく、大きな体力を
必要としないのが特徴です。

そして、動きは単純なのに
奥深い戦術が必要であることから、
ハマっていく人が増えていきます。

先に紹介した内部障害のある方々も
最初こそ「スポーツなんて…」
と言っていたのに

「あ〜、弾き飛ばされた〜!」
「ちょっと、あそこ狙って」

と自然に声が出たり
会話が引き出されたりします。

また、続けていくとボールを転がす
力加減や戦術も覚えていくので
「楽しい」という感情も出てきます。

こういった過程を通して出てくる声が

  • 普段、人と会うことが少ないから
    こうやって話ができるのはいいね。
  • 1人で居ると笑うことがないからね。
    ということ。

これが精神的・社会的リハビリに
あたります。

『心が動けば体が動く、
体が動けば心が動く』
とも言われるように、楽しくなると
体も連動して動き出します。

ただ、内部障害のある方の場合は
はしゃぎすぎには注意してくださいね。

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