普段、障害のある子どもや
体力が低下しつつある高齢の方の
リハビリや運動支援をしていますが、

時々、

「ウチの子、どうも運動が
 うまくできなくて…」

とホームページから親御さんが
連絡をくれることがあります。

事情を聞いて面談してみると、
その子達には主に次のような特徴が
見られます。

・普通学級で勉強している
・比較的おとなしい
・複合的な運動が苦手

ただ、ここにもう1つ特徴があります。

それは、
『できるようになりたい
 という思いは、実は強い』
ということです。

簡単すぎる動きでは物足りないし、
同学年の子と一緒だとついていけない
というジレンマ。

「もう、できなくてもいいよ」

という雰囲気を出している子も

「あっ、なんかできそう」

と感じると、自分から練習を
繰り返し始めます。

次の運動指導までにこれをやって
おいてねと宿題を出すと、
それをしっかりやる子もいました。

大切なことは

『やることに子どもを合わせる
 のではなく、子どもの能力に
 教育を合わせる意識』

『目標とするゴールまでを
 細かいステップに分ける』

そして、

『世間と比べるプライドを一旦置く』

ことです。

比べるなとは言いません。
一旦手放す”んです。

 

 

 

 

 

 

手放して、まずはその子に隠れている
能力を引き出し、できるようになったら、
もうちょっと先のモデルを見せる。

そのモデルに興味を示したら、
そこで比較をうまく使うのです。
比較の使い方は長くなるので
今回は書きませんが、

これまで私達のところへ
個別指導の依頼があった子には

・水に顔を着けれない小学3年の
男の子が25m泳げるようになる。

・縄跳びの前回し跳びができない子
が連続で跳べるようになる。

・自転車を押して歩くことも
できなかった小学6年生の女の子が
30分の練習3回で立ち漕ぎまで
できるようになる。

という例がありました。

自転車に乗れるようになった女の子
に関しては、練習を27ステップに
分けてることで実現しています。

学校の先生の中には個別に見てあげたい
と思っている方もいることでしょう。

ただ、今のシステムではなかなか
対応するのは難しいと思います。

しかし、

学校以外の時間をうまく使うことで
能力を引き出せる可能性がある
ことは知ってもらえればと思います。

プロのスポーツ選手が多額を払って
専任コーチをつけているのも
自分の特徴に合わせて
能力を最大限に引き出すためです。

みんなと一緒ではなかなかうまく
いかなかったという場合は、

1対1での運動指導も選択肢の
1つに入れてみてください。

最後にもう1度考え方を記します。

1.やることに子どもを合わせる
 のではなく、子どもの能力に
 教育を合わせる意識

2.目標とするゴールまでを
 細かいステップに分ける

3.世間と比べるプライドを一旦置く
(必要だと思ったらまた拾えばいい)

そして、お子さんとじっくり話して
みてください。

「ホントはどうしたい?どうなりたい?」

と。

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