スポーツを通して成長

子どもの体育教室に、今年入った
小学1年生の女の子がいます。

その子は4月部屋の中にいるのも
一人ではビクビクし、
スタッフの陰に隠れていました。

それが週1回訪問する度に

少しずつスタッフから離れ、
自分から動くようになり、
みんなの中へジワジワと
入っていくようになりました。

そして今日、

言葉もあまり発しない子なのですが、
私が始まりの挨拶をするカードを
持っていると、

トコトコと歩み寄ってきて
腕を伸ばしてきました。

「あいさつ、やりたいの?」

と聞くと、
ニコニコしながらコクリ。

これだけでもすごい変化なのですが、
その子はなかなか声が出せない
と知っている小学3年生の男の子が
隣に歩いてきて

「一緒に言ってあげる」と。

実は、今までこの男の子は
「自分が挨拶役をやりたい!」
とアピールしまくっていたのです。

その子が今日はサポート役に
自分からまわりました。

たぶんこれから大雨です(冗談)

運動・スポーツの指導には
運動能力を上げるという目的も
ありますが、

他の子との関わり方を学習する場
の提供にもなります。

もしかしたら、来年はこの女の子が
新1年生をサポートするのかも
しれません。

You may also like...

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


伊藤秀一をもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む