Author: shw

スポーツを通して成長

子どもの体育教室に、今年入った
小学1年生の女の子がいます。

その子は4月部屋の中にいるのも
一人ではビクビクし、
スタッフの陰に隠れていました。

それが週1回訪問する度に

少しずつスタッフから離れ、
自分から動くようになり、
みんなの中へジワジワと
入っていくようになりました。

そして今日、

言葉もあまり発しない子なのですが、
私が始まりの挨拶をするカードを
持っていると、

トコトコと歩み寄ってきて
腕を伸ばしてきました。

「あいさつ、やりたいの?」

と聞くと、
ニコニコしながらコクリ。

これだけでもすごい変化なのですが、
その子はなかなか声が出せない
と知っている小学3年生の男の子が
隣に歩いてきて

「一緒に言ってあげる」と。

実は、今までこの男の子は
「自分が挨拶役をやりたい!」
とアピールしまくっていたのです。

その子が今日はサポート役に
自分からまわりました。

たぶんこれから大雨です(冗談)

運動・スポーツの指導には
運動能力を上げるという目的も
ありますが、

他の子との関わり方を学習する場
の提供にもなります。

もしかしたら、来年はこの女の子が
新1年生をサポートするのかも
しれません。

精進とは

今日は、あるお坊さんから
“精進とは何か”というお話を
聞いてきました。

精進というと辞書的には

1 雑念を去り、仏道修行に専心すること。
2 一定の期間行いを慎み身を清めること。
3 一つのことに精神を集中して励むこと。
一生懸命に努力すること。

ということがありますが、
今回聞いたの話はシンプルでした。

それは、
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プライドを一旦手放せ

普段、障害のある子どもや
体力が低下しつつある高齢の方の
リハビリや運動支援をしていますが、

時々、

「ウチの子、どうも運動が
 うまくできなくて…」

とホームページから親御さんが
連絡をくれることがあります。

事情を聞いて面談してみると、 Continue reading…

「動かす身体」から「動く心身」へ

なぜスポーツを使って
リハビリをするのか?

それはスポーツはただ単に
関節や筋肉を動かすのではなく、
ある目的や目標を伴った動作が
多いからです。

例えば、

ボールが自分のところに
飛んできた時、本人は
「腕を上げよう」と思って
腕を上げるわけではありません。

「ボールを取ろう」と思うから
腕が上がるわけです。 Continue reading…