11時間のフライトを終えて
先程日本に到着しました。
様々な仕事をしている方とも出会え、
とても濃い内容の8日間でした。
観光旅行だとしたら見ることが
難しいところを視察でき、
さらに、それがどのような経緯や
理念に基いて行われているのかを
丁寧に解説いただけました。
働き方、エネルギー、食、
市民活動、移民問題など
様々な分野に渡りましたが
その根本にあることは
・人は一人一人違うことを認める
・しっかり議論し、代替案を考える
・相手の得意なことにフォーカスし
協力して物事を進める
・ルールはありながらもシンプルで
自由を認める
など教育が肝言えそうでした。
リハビリテーションを考える際、
手足を動かせるようになったり
車いすを使って自分で移動できる
ようになったりすることは、本来
『自分はどう生きたいのか?』
という前提があって
「だからこうできるようになりたい」
という流れになります。
ただ、
自分はどう生きたいのか?
どう在りたいのか?を考える時に、
「自分だけ良ければそれでよい」
ということでは他の人との共生や
生活の継続は難しくなることでしょう。
これは自然との関係もしかり。
今回、この視察へ参加するにあたって
帰国したらやりたいと思っていたこと
があります。
それは、単に脚が動くようになるとか
精神的に活性化できるということを
超えた“生き方のリハビリ”
『ライフスタイルリハビリテーション』
です。
生きていくために自分の中へ
どんなマインドを持っておくか?
それに基づく行動指針は何か?
それらを対話や運動等を通して
再構築する取り組みです。
※写真は朝目が覚めるといつも
ニコッと笑いかけてくれる
デンマークのコンセントです。
これも意図的なデザイン
なのでしょうか?

